強く儚い茶葉たち
強く儚い者たち、好きだったんですよねぇ。
歌詞の意味もわからず歌っていた中学時代。男性陣はどんな気持ちで聞いていたのやら…
さて、強く儚い茶葉たちとはなんのお茶のことでしょう?
そうです、ルイボスティーです。
その強く儚い理由は彼らの育つ環境にあります。
ルイボスティーの唯一の生産地は、南アフリカ共和国にあるセダルバーグ山脈。
そこは雨もほとんど降らず、昼と夜の気温差が30℃もあるのです。
そんな過酷な環境に生まれ育った彼らは、生きるのに必死です。
とりあえず、まずふかーく根を張って、土の中の水分やミネラルを吸い上げます。
そしてそれだけでは心もとないので、「抗酸化成分」を自ら生み出す能力を身につけます。
この「抗酸化成分」。女性なら知っている方も多いのではないでしょうか。
人の身体は日々酸化します。錆びます。
それを食い止めるのが、「抗酸化成分」。
そもそも酸化する原因を取り除ければ良いのですが…
もともと身体に備わっている抗酸化機能は、20代をピークに衰えます。
また、紫外線、ストレス、お酒やタバコなどが酸化を促すため
現代では原因を完全に取り除くことは難しいところです。
だからこその「抗酸化成分」の大切さ、おわかりいただけたでしょうか?
と、つらつらとルイボスティーの素晴らしさを並べてみましたが、
彼らは在宅ライフになくてはならない存在になっています。
気合を入れたいとき、ほっと一息つきたいとき、今まではコーヒーを飲んでいました。
ただ、寝るのが苦手な私にとって、16時以降のコーヒーは睡眠に支障をきたすことがありました。
え、じゃあ16時以降どうやって自分を保てば良いのですか?と途方に暮れた私は
愛読しているブログ「ひよりごと」で、ルイボスティーに出会います。
導入のポイントは、その手軽さ。
そこで紹介されていたルイボスティーは、蒸したり煮出したり一定の時間が経過したらティーバックを出したりしなくてよいのです。
紅茶好きなのですが、自分に余裕があるときでないと蒸し時間とか楽しめないんですよね。だからなかなか自宅でお茶を淹れるに踏み切れなくて。
これは本当に手軽で、フレーバーもいくつかあるので飽きずにいろんなルイボスティーを楽しめます。
カフェインレスなので、妊娠中の友達にも贈りました。
補足情報として、あの台湾のデジタル担当大臣オードリー・タンさんも
日常に寄り添う存在としてお茶をあげています。
彼女によると「お茶は時間のしおり」だそうで、
落ち着きを取り戻したいときはもちろん、
覚えておきたいことがあれば茶葉をブレンドして匂いとともに長期記憶に保存するのだとか。
IQレベルの高い人はお茶の飲み方も違うんですね…
そんなわけでルイボスティー、始めてみませんか?
ビールのように「…プハー!」と爽快な気分にはならないし、「飲みたくて飲みたくてたまらない!」なんてこともないのですが、日常にさり気なく寄り添ってくれますよ。