恋心
先日久しぶりマニキュアを買った。
去年までよく塗っていたボルドーとか赤じゃなくて、
手に馴染むようなさりげないピンクベージュ。
久々に少し長めに伸ばした爪に塗ってみた。うーん、いい感じ。
全部、恋心のせいだ。
今日は自分の女心について考えてみようと思う。
そもそも良い女の条件として、
きれいな髪ときれいな指先の2つがよく挙げられる。
時々自分が女性であることを忘れて、女性というものを俯瞰的に見るときがあるのだけれど、その2つについては深く同意する。
だから時々思い出したように髪を念入りにとかしたり、
爪を磨いてきれいな色に塗ってみたりする。
今まではインスタや雑誌で見たきれいな色を真似して塗っていた。
自分の心がアガる色。でも今回は違う。
大好きな人のために、女性らしくありたいと思って選んだ色。
ホワイトデーにもらったネックレスについ触れてしまうことが増えたから
そうすると彼が喜んでくれるから、
その仕草をもっとよく見せたくて、指先を綺麗にしたいと思った。
女性であるって、こういうところが楽しい。
自分の好みはちゃんと別にあるんだけれど、
時々恋心に翻弄されて、相手の顔を思い浮かべてマニキュアや服を選ぶ。
これって、男性にもある現象なのかしら?
そうやって喜んだりへこんだりして、
いろんな感情が溢れてぐちゃぐちゃになって生きてるーって強く感じる。
それが恋心。
昭和の時代はこういう恋心を題材に一曲書けたけど、
最近はもう流行らないんだろうなぁ。
それでも今でも多くの小説や映画は
こういう恋心の一片をきっかけに、物語が始まる。